「管理職を辞めたら年収が下がる」は、社内だけの話かもしれません

窓の外を見ている管理職

管理職を辞めたい。

そう思いながら、辞められないまま続けている方は多いと思います。

私自身、大手企業で管理職をしています。
責任があることには、強いストレスを感じます。それでも生活があるので、いまのままやるしかない。
辞められない、と思ってしまっている。

ただ、その「辞められない」は、勝手にそう思い込んでいるだけかもしれません。

管理職を降りれば年収が下がる。社内の話としては、そのとおりです。
社内では、年収を上げる方法が出世しかないからです。

外には、別の選択肢があります。
年収を下げずに、むしろ上げながら、働きがいのある場所に移るという選択肢です。


目次

「辞められない」の中身は、たいてい年収

転職の壁は年収

せっかく管理職になったのに、という気持ちもある

管理職を辞めたいと思っても、実際に動かない理由は、だいたい一つに集約されます。

収入が下がるからです。

役職手当がなくなる。評価も変わる。家族がいれば、生活の設計をやり直すことになります。
責任から解放されるかわりに、目に見えて損をする。

そしてもう一つ、口に出しにくい気持ちがあります。

「せっかく管理職になったのに」という気持ちです。

そこまで行くのに時間がかかっています。
断り続けた人も、望んでなった人もいますが、いずれにしても元の場所に戻るのは簡単ではありません。

だから、辞めたいと思っても、そこで止まります。

それでも、このままでいいのかという疑問は残る

転職すべきかわからず悩む女性

辞めたいのではなく、このままでいいのか分からない

止まったまま、頭に浮かぶことがあります。

  • 管理職になったのに、やりがいを感じにくい
  • このまま、この会社で終わっていいのか
  • この人たちと、あと十数年やっていくのが、息苦しい

これは「辞めたい」とは、少し違うと思います。

辞めたいというより、このままでいいのか分からない。
答えが出ないまま、日々が過ぎていく。

そして、この状態がいちばん消耗します。
動けなくて、悩み続けているからです。

年収を上げる方法は、出世だけではない

転職の物差し、基準を持つ

社内の物差しでは、そう見えないだけ

社内にいると、年収を上げる方法は一つしかないように見えます。
出世です。

次の役職が空くのを待つ。評価を積む。順番が回ってくるのを待つ。
出世以外に道がないように見えます。

外に出ると、前提が変わります。

転職市場では、管理職としての経験そのものが評価対象になります。
どんな判断をしてきたか、どういう組織を作ったか、どうやってマネジメントを回したか。

社内では当たり前にやっていることが、外では強い実績として扱われます。

そして、転職市場には、いまの年収を上回る条件の求人があります。

  • 年収を下げずに、環境を変える
  • 年収を上げたうえで、やりがいのある仕事に移る
  • マネジメントではなく、専門職にシフトして働く

どれも、社内にいるだけでは見えない選択肢です。

見えないのではなく、見えないようにしてある

そもそも、外の求人がすべて公開されているわけではありません。
JACは、企業が求人を非公開にする理由の一つを、こう説明しています。

社員に採用活動を実施している旨を知られたくない時も、求人情報を非公開にして採用活動を行うことがあります。(中略)昇進を目指していた社員のモチベーション低下を招くリスクもあるでしょう。

(JAC Recruitment公式サイト「非公開求人とは?」より)

昇進を待っている社員に知られないように、募集を伏せている。
そういうケースがあるということです。

そしてJACの非公開求人は、登録しても自分では閲覧できません。
コンサルタントが、経験に合うものを選んで紹介する形になっています。

検索しても出てこないのは、当然でした。
社内で順番を待っている限り、その情報は構造的に届きません。

外を知れば、「管理職を辞める」と「年収が下がる」は、必ずしもセットではないことに気づきます。

最後に——決めるのは、知ってからでいい

転職の選択肢を持って安心して働く

辞めるかどうかを、いま決める必要はありません。

辞められないと思い込んだまま続けるのと、選択肢を知ったうえで残るのとでは、同じ場所にいても中身がまったく違います。

前者は、他に道がないから居る状態です。
後者は、自分で選んで居る状態です。

同じ会社で、同じ仕事をしていても、消耗の仕方が変わります。

JAC Recruitmentは、年収800〜2000万円以上のハイクラス転職に特化した転職エージェントです。
いま管理職の方とは相性がいい

いまの会社で管理職を辞めたいと思ったなら、年収を下げずに、むしろ年収を上げる選択肢を持っておくことは、いまを充実させるためにも大切なことです。

▶︎ 外にどんな選択肢があるのかを知っておきたい方へ

\ 外の選択肢を持っておく /

■ 出典
JAC Recruitment「非公開求人とは?企業が非公開にする理由や応募するメリットを解説

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この記事を書いた人

合気道のまさ|合気道三段

人生のどん底から私を救ったのは、名著を「稽古」のように読み返す習慣と、合気道でした。

このブログでは、名著の知恵を合気道の身体感覚で読み解き、しなやかに生きる「型」をお届けします。

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