気づけば、同じことをぐるぐる考えている。
考えても答えは出ないのに、止まらない。それが一番きついのです。
悩みすぎる性格を直したい。
そう思っても、性格はすぐには変わりません。
デール・カーネギー氏は『道は開ける』で、柔術の達人の教え「柳のように曲がれ、樫のように抵抗するな」を紹介し、人生のショックに抵抗すると、内面の葛藤が次々に生まれる、と語っています。
性格を一度に直さなくていい。悩んでいると気づいたら、意識してやめる。
一つのことに執着せず、柳のように曲がる。
私も、悩むほうだったのかもしれません。
いまは、悩むことを意識してやめるようにしています。合気道で、それを身体で覚えていきました。
カーネギー「柳のように曲がれ、樫のように抵抗するな」

柔術の達人たちは「柳のように曲がれ、樫のように抵抗するな」と教えている。
(中略)
人生のショックを吸収せずに、抵抗したらどうなるだろうか?「柳のように身を曲げる」ことを拒み、樫のように抵抗するとしたら?答えは明らかである。次々に内面的な葛藤が生じるだろう。不安になり、緊張し、いらいらし、ノイローゼになるに違いない。
(デール・カーネギー『道は開ける』より)
悩みすぎているとき、頭の中では、起きたことにずっと抵抗し続けています。
力に力でぶつかると、強いほうが勝つ

合気道では、力に力でぶつかったら、力が強いほうが勝ちます。
だから、力はその方向にいなす。
抵抗してはいけない。
抵抗すると、余計に反発されるだけです。
相手は、自分の行きたい方向に行っているつもりなので、まさか技をかけられているとは思わない。
それでも、いつしか体勢を崩されて倒れています。
合気道を続けてきて、実感として分かったことがあります。
一つに執着しても、相手は動かない。
悩むのを、意識してやめる

悩みすぎる性格は、直そうと力むより、悩んでいると気づいた瞬間に、やめることから変えられます。
ぐるぐるしているとき、頭は一つの考えにしがみついています。
けれど、執着しても、不安は解消されません。
私がしていることは、二つだけです。
「あ、今ぐるぐるしているな」と気づく。
それから、ノートに書き出す。頭の中にあるものを、外に出します。
起きたことには、抵抗しない。
そのうえで、いまできることのほうへ、向きを変える。
一度でやめられなくてもかまいません。
気づくたびに、やめる。
それを繰り返していきます。
今日の稽古

同じことをぐるぐる考えているとき、こう自分に言い聞かせる。
「あ、今ぐるぐるしているな」と。
今日も私は、執着を手放す稽古を続ける。
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