「評価されない」と悩むあなたへ。中村天風と合気道に学ぶ心の切り替え

「今期の評価が思うように上がらなかった」
「同期や後輩に先を越され、自分だけが取り残されている気がする」

「自分だけが評価されていない」という苦痛の中で、心が沈み、つらい気持ちになるのは当然のことかもしれません。
しかし、その「つらさ」にどっぷりと浸かり続けてしまうと、無意識のうちに暗いオーラを放ち、周囲からも「扱いにくい人」に見えてしまいます。

せっかくのあなたの価値が、一時的な「評価」という外側の物差しによって、内側から削られていく……。
それはあまりにも、もったいないことです。

目次

自分の心を「厳格な第三者」として眺める

中村天風氏は、人生を変えるほどのインパクトがある心の習慣について、著書『成功の実現』の中で次のように説いています。

日常の人生を生きる際に、健康に対しても、また運命に対しても、いや、もっと突っ込んで申しあげると、どんな些細な人事、世事に対しても、いま現在の自分の心は積極的かしらん、消極的かしらんということを、厳格に第三者の心になって、つねに検討することが、必要なのであります。
(中村天風『成功の実現』より)

ここで大切なのは、自分の心を「自分そのもの」として扱うのではなく、一歩引いた「第三者」として客観的に観察することです。
「あぁ、今、私は消極的な渦に飲み込まれそうになっているな」と、冷静に見つめる眼を持つこと。

「今この瞬間、積極的な心になっているか」
そう、常に自分自身に問いかけるのです。

技がかからない時こそ、心を見に行く

合気道の稽古でも、この「客観的な気づき」が上達の鍵を握ります。

相手に強く腕を掴まれ、どうやっても相手の体勢を崩せない時、「この技、本当にかかるのかな……」という疑いや不安が頭をよぎります。
そんな時、私は一歩引いて、自分自身の心を眺めます。

「いけない、今、自分の心に疑いが入りこんだ」

そう気づいた瞬間に、「できない」という消極的な心の持ち方を捨て去ります。
そして、目の前で軽やかに技を決めて見せる師範の姿を思い出し、「師範のようにできるはずだ」という積極的な考えの型に自らを合わせるのです。

この「気づき」と「転換」の速さも、合気道で養われる非常に面白い力の一つです。

「いかんいかん」と気づくだけで、オーラは変わる

仕事の評価が低く、心が暗い渦に飲み込まれそうになった瞬間。
「あーいかんいかん、、消極的になっているな」と気づくだけで、あなたの放つオーラは確実に変わり始めます。
気づくことができれば、必ず修正ができるからです。

「評価はとりあえず横に置いて、まずは明るく朗らかな自分を取り戻そう」
そう決めて顔を上げる。

その瞬間、あなたは暗い渦に巻き込まれる客体ではなく、自ら光を放つ主体へと戻ります。
自分の価値や魅力を下げることなく、魂を磨く稽古を力強く再開できるのです。

今日の稽古

自分の心を研ぎ澄まそうとするあなたとともに、これからも一緒に稽古を続けていきます。

今すぐ、自分の心の中を覗いてみる。
「今、積極か、消極か」

もし、消極的な心になっていたら、 「いかんいかん」と心の中でつぶやき、即座に積極的な言葉で置き換える。
これを日に何度でも繰り返す。

このわずかな「気づく力」と「転換する力」の繰り返しが、あなたの運命を切り拓く最強の習慣になる。

会社が下す評価は、あくまで「ある一面」の数字に過ぎません。
それに囚われそうになっても「いかんいかん」と自らを律し、明るいオーラを放ち続けようとするその姿勢こそが、誰にも奪うことのできない「あなたの本物の価値」です。

自分の心を研ぎ澄まそうとするあなたとともに、これからも一緒に稽古を続けていきます。

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■ この記事を書くにあたって読み返した本

成功の実現 [ 中村天風 ]

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この記事を書いた人

こんにちは。
合気道のまさです。

「本を読むだけで人生は変わる!」をモットーに名著を紹介しています。

私自身、稲盛和夫さんや中村天風さんなどの本を「稽古」のように繰り返し読んだことで、その思想や哲学を、頭だけでなく無意識のレベルで身につけることができました。

このブログでは、名著のエッセンスを、合気道の身体感覚を交えながらわかりやすく解説しています。

私と一緒に、人生を切り拓く稽古を始めませんか。

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