合気道のまさ– Author –
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他人を羨む心を手放す。松下幸之助と合気道に学ぶ、恵みに気づく「感謝」の稽古
合気道の道場には、年齢も職業も、そしてバックグラウンドも異なる様々な人が集まっています。そんな環境で稽古をしていると、ふとした瞬間に他人と自分を比べ、羨(うらや)む心が芽生えてしまうことがあります。 「あの人は長年やっているから、あんなに... -
人生は「一瞬」の連続でできている。稲盛和夫と合気道に学ぶ、気を切らさない「ど真剣」の稽古
日々の生活や仕事の中で、私たちはつい「これは自分の好きな作業だから頑張ろう」「これは大事なタスクだけど、苦手だし誰も見ていないから軽く流しておこう」と、物事に対する「真剣さ」に波を作ってしまいがちです。 しかし、合気道の稽古において、そう... -
苦しみを「喜び」に変える。中村天風と合気道に学ぶ、壁を楽しむ人生観
武道である以上、合気道の稽古は時にハードです。 足腰が立たなくなるほど激しく動く日もありますし、二教で関節を完璧に極められて戦意喪失する思いをすることもあります。 しかし、不思議なことに、稽古を続けていると「稽古のキツさすらも楽しい」と感... -
なぜ強引な人は孤立するのか。松下幸之助と合気道に学ぶ「美しい勝ち方」の本質
合気道の稽古において、初心者のうちはどうしても「相手を倒すこと」「キレイに投げること」ばかりに気を取られてしまいます。 外から見ている分には、力任せに投げた場合でも、理にかなった動きで投げた場合でも、同じように技がかかっているように見える... -
成功や強さが「凶器」に変わる時。稲盛和夫と合気道に学ぶ、初心を見失わないための稽古
強くなって自信を持ちたいと思って始めたはずの稽古が、いつの間にか「人を傷つけるための場」に変わっていることがあります。 もしものときに自分や家族の身を守るため。 あるいは、心身を鍛錬し、人間的に成長するため。 合気道を始める動機は様々ですが... -
触れる前に勝負は決まっている。中村天風と合気道に学ぶ、不安を消し去る「積極」の稽古
相手に手首を掴まれる。 多くの人は、そうした「物理的な接触」があった瞬間から技が始まると考えています。 しかし、合気道においては、身体が触れ合う前からすでに「気の結び」は始まっています。物理的には一切触れていないにもかかわらず、お互いの気... -
「いくら頑張っても報われない」と諦める前に。松下幸之助と合気道に学ぶ、壁を「ふっと」越える瞬間
合気道は、稽古した時間に比例して右肩上がりに上手くなっていくわけではありません。 もし、稽古の量に比例して順調に手応えを感じられるのであれば、誰でも楽しく武道を続けることができるでしょう。 しかし、現実は違います。 稽古を続けていると、「自... -
能力も熱意も無駄になる。稲盛和夫と合気道に学ぶ「考え方」の絶対法則
「武道は、考え方を誤れば、ただ人を傷つける暴力になってしまう」。 これは、私が合気道の稽古を続ける中で、常に自分に突きつけている戒めです。 優れた身体能力、技の習得スピードも速く、誰よりも懸命に稽古に打ち込んだ場合、その姿自体は非常に尊く... -
何のために働くのか。中村天風と合気道に学ぶ、宇宙と調和する「和の精神」
道場に通い始めたばかりの頃は、「強くなりたい」「護身術を身につけたい」といった個人的な目的で稽古に励む人がほとんどです。 しかし、長く稽古を続けていき、武道の道を深めていくと、ふと「自分は一体、何のためにこの稽古を続けているのだろうか」と... -
孤立無援を抜け出す「見えない力」。松下幸之助と合気道に学ぶ、人を惹きつける誠実な熱意
道場で相手と組んで技の稽古をする時、言葉を交わさずとも、相手の心の内が手に取るように伝わってくる瞬間があります。 道場では時折、「合気道なんて本当に技が効いているのか」「どうせ予定調和だろう」と、斜に構えて力任せに手首を掴んでくる人がいま...