「周りと比べて、自分の人生はパッとしないな」
「自分の趣味について、人から『なに目指してんの?』と笑われて凹んじゃう」……。
世間の「正解」や、SNSで見かける「成功者」の姿と自分を比べて、ふと虚しさを感じてしまう。
効率やコスパ、役に立つかどうかばかりが重視される世の中で、自分の「好き」や「価値観」に自信を持てなくなっている方も多いのではないでしょうか。
今日は、中村天風氏が説く「幸福の正体」と、合気道を通して実感する「自分軸の整え方」についてお話しします。
中村天風が説く「幸福」の正体
多くのリーダーに影響を与えた中村天風氏は、幸せについて次のように語っています。
現在の自分の住む世界や環境が、たとえ他人から見てそう大したものではないと思われるようなものでも、自分が心の底から本当に満足し、感謝して活きているとしたら、その人は終始一貫、幸福のるつぼの中で活きているような人である。
(中村天風『運命を拓く』より)
幸せとは、他人からどう見えるかという問題ではなく、自分が自分の人生をどう感じているかという「心の状態」のこと。 たとえ地味で目立たなくても、本人が心の底から満足していれば、そこはすでに「幸福で満たされている」ということなのです。
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合気道は「役に立たない」?批判を受け流す強さ
合気道は正直、世間から「よくわからない」と言われます。
「喧嘩に強くなれるわけじゃない」
「そんなのやって、何に役立つの?」
そんな風に思われることも少なくありません。
しかし、周りからどう見えていようと、それでも私にとって合気道の時間は代えがたい宝物です。
必死に稽古を積み、 静かに精神を練り、道を究めようとする過程で人格を高めていく、そういった実感があるからです。
合気道を身につけると、日常の人間関係においても「余裕」が生まれます。
相手と適切な「間合い」を取る感覚が身につき、不必要な衝突を避けることができる。 もし最悪の事態になりそうでも、稽古で培った「受け身」の精神があれば、致命傷を負わずにまた立ち上がることができる。それがまた、楽しいと感じる。
他人にあまり理解されなくても、自分の中に揺るがない「好きな世界」を持っていること。それがどれほど人生を豊かにしてくれることか。
そのような人は、幸福の世界の中で生きている人なのです。
他人の物差しを捨て、自分を「幸福の中」に
今の仕事や趣味が、たとえ誰かに「大したことない」と笑われたとしても、気にする必要はありません。
大切なのは、その時間をあなたが心の底から楽しめているか。 その経験を通じて、自分の心を磨けているか。 それさえあれば、あなたはすでに「幸福の中」にいます。
合気道が相手の攻撃をさらりと受け流すように、他人の無責任な言動も、あなたはスーっといなして、そのまま通り過ぎさせてしまえばいいのです。
他人の物差しで自分の価値を測るのをやめたとき、あなたの人生は本来の輝きを取り戻していることでしょう。
今日の稽古
他人と比較して落ち込みそうなとき、批判されてつらいとき、自分にでこう語り掛ける。
「私は今、幸福の中にいるんだ」と。
世間の価値観に押しつぶされそうになっても、自分の「好き」を大切にしてみる。自分で自分を幸せにしてあげる。
さあ、今日も一緒に、「幸福」の稽古をしていきましょう。
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