結果に「言い訳」は通用しない。稲盛和夫と合気道に学ぶ、自分をごまかさない稽古

稲盛和夫

「私は一生懸命やったのに、結果がついてこなかった」
「景気が悪くなったから、今回は仕方ない」……。
仕事や日常で望まない結果が出たとき、私たちはつい、自分を守るための「言い訳」を並べてしまいます。

今日は、稲盛和夫氏が語る「経営の結果に対する厳しさ」と、「合気道の技はごまかしがきかない」ことについてお話しします。
言い訳を捨て、ただ目の前の現実と向き合う。そんな、ブレない軸をつくるためのヒントをお届けします。

稲盛和夫が説く、数字は「経営者の意志の表れ」

稲盛和夫氏は、経営の結果に対して「言い訳」がいかに無意味であるか厳しく指摘しています。

例えば、「先月はたいへん悪い決算で利益が出ませんでした」というような場合は、利益が出ないような経営を経営者自身がやったのです。「いえ、私は努力したのですが、なぜかこうなったのです」というようなことは通りません。採算というのは、良かれ悪しかれすべて経営者の意志の表れなのです。数字というものを目の前にしたとき、経営者は自分自身に対して絶対に言い訳ができないものなのです。
(稲盛和夫『京セラフィロソフィ』より)

「努力したのですが、なぜか……」という言葉は通用しない。
数字は経営者の意志の結果である。

稲盛氏は、結果の前では自分をごまかすことはできないと言うのです。

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合気道の技がかからない現実に、言い訳はできない

この「言い訳ができない」という厳しい現実は、合気道の世界でも同じです。

技がかからないとき、どれほど「相手の動きが想定外だった」「相手の足さばきが今までの人とは違う……」というできない理由を並べても、「技がかかっていない」という事実は変わりません。

「この技は好き、あの技は嫌い」といった好みも関係ありません。
ネットで合気道の動画を見て「この技は本当はできやしない」と外野から批判することにも、何の意味もありません。

ただ、自分の稽古に向き合い、言い訳せず、愚直に基本の「型」を繰り返す。
それでしか、技を身につけることはできないのです。

それが「道」というものです。

あなたが放つ「気」が、あなたを物語る

そして、合気道を長く続けていると、ある事実に気がつきます。

技を見る。
その人の動きを見る。
すると、その人の「考え方」や「これまで積み上げてきた生き様」が見えてきます。

口で何を言っても関係ありません。
あなたという存在が持つ考え、人格、日々の行動が、そのまま「オーラ」や「気」となって相手に伝わります。

自分の生き様は、技に映る。
だからこそ、武道においては「言い訳」なんかせず、素直に事実と向き合い、稽古を続ける必要があるのです。

今日の稽古

何かうまくいかず「〇〇のせいだ」と言い訳したくなったら、こう自分に語りかける。
「この結果は自分が招いたものだ。受け入れて、前に進もう」

言い訳せず、自分が矢面に立つのは怖いことかもしれません。
でも、だからこそ、ごまかさずに愚直に生きた時間は、必ずあなたを美しくし、輝かせてくれます。少しでも勇気を出そうともがくあなたを、私は全力で応援しています。
あなたは一人ではありません。
さあこれからも一緒に、「言い訳しない」人生の稽古を続けていきましょう。

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