「もう疲れたな」
「私には無理かも……」
ふとした瞬間、こんな独り言が口をついて出ていないでしょうか?
何気なく発したその言葉が、実はあなたの人生に重大な影響を与えてしまっているとしたら。
今日は、中村天風氏が説く「言葉と積極の関係」と、合気道の稽古での「言葉と技の関係」についてお話しします。
否定的な言葉を断ち切り、自らの意志で「明るい好循環」を創り出すためのヒントをお届けします。
中村天風が説く「言葉の重要性」
中村天風氏は、積極的な人生を生きるためには「言葉」を大切にすることが重要だと説いています。
結局、努力ですよ。常に明るく朗らかに、生き生きとして何事にも応接するという気持ちをつくることは。
それにはですね、言葉を気をつけなさい、言葉を。
多くの人は、言葉と気分というものが直接関係があるという大事なことに、正しい自覚を持っていないようです。絶対に消極的な言葉はつかわないこと。否定的な言葉は口から出さないこと。悲観的な言葉なんか、断然もう自分の言葉の中にはないんだと考えるぐらいな厳格さをもっていなければ駄目なんですよ。
(中村天風『成功の実現』より)
「言葉と気分は直接つながっている」と天風氏は言います。
だからこそ、自分の中から否定的な言葉は断然排除することが必要になるのです。
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合気道の積極的な言葉の力
この言葉の力は、合気道の稽古でも実感できます。
相手の力が強く、自分の身体がぴくりとも動かない。
そんなとき、心の中で「重い」「動かせない」「無理だ」という言葉をよぎると、身体はさらに固まってしまい、技はかかりません。
大切なのは、自分の中に否定的な言葉を入れないことです。
「動かせないかも」ではなく「力がぶつかっているので、もっと気を合わせよう」
「難しいかも」ではなく「相手の力の向きを感じてみよう」
そうやって前向きな言葉を自分にかけていく。
すると、心や身体は良い方向に向かっていきます。
力みが抜け、気が流れ、技がかかるようになるのです。
積極的な言葉に転換する
仕事や日常でも、私たちは無意識に自分を傷つける言葉を使ってしまいます。
天風氏の言う厳格さを持って、その言葉を書き換えていく。
「失敗した」ではなく「いい経験だ」
「疲れた」ではなく「今日も全力で向き合った」
言葉を積極的なものに変えていく。
合気道の技が冴えていくように、あなたの人生もまた、しなやかで力強いものへと変わっていきます。
今日の稽古
何か否定的な言葉を言いそうになったら、自分にこう言い聞かせる。
「積極的な言葉だけで人生をつくるぞ」
使う言葉は、積極的な言葉だけを選ぶ。
その小さな稽古の積み重ねが、あなたの人生を好循環に導いてくれます。
これからも一緒に、積極的な言葉の稽古を続けていきましょう。
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