朝、目が覚めること。
仕事があること。
帰る家があること。
私たちはつい、これらを「当たり前」だと思って過ごしてしまいます。
しかし、その「当たり前」という思い込みが、私たちが不平不満を招く原因になっているとしたら……。
今日は、中村天風氏が説く「感謝」と、合気道で大切にする「礼」についてお話ししたいと思います。私自身も毎日実践している「笑顔と感謝のワーク」を交えながら、あなたの日常を奇跡に変えるヒントをお届けします。
中村天風が説く「目が覚めるのは当たり前ではない」という真理
中村天風氏は、感謝についてこのように語っています。
私は、毎朝起きますと、もちろん起きる時も寝る時もそうですが、ニッコリ笑って「ありがとうございます」と必ず言う。天に向かって感謝します。昨夜夜中に死んじゃったからって喧嘩にならない。目がさめたんです。そしたらニッコリ笑います。「きょう一日この笑顔をくずすまい」と。そして同時に「ああ、生きていた。ありがとうございます」。夜寝る時も必ず私はお礼を申しあげて寝ます。
あなた方は生きているのが当たり前だ、目を覚ますのが当たり前だ、とこうなるんだ。当たり前じゃありませんよ。当たり前だ、当たり前だと思ってろ。そうすると、ある朝のことなりき、どうしても目が覚めざりき、という時がくるぜ。
人間はやっぱり、始終感謝の気持ちを頭の中にもって生きること。そうすると、不平や不満というものはなくなる。感謝を知らないで生きてる奴は罰当たりだ。
(中村天風『成功の実現』より)
朝目が覚めること自体が奇跡である。
目が覚めた瞬間、笑顔で感謝する。
そして、感謝こそ不平不満をなくす秘訣だと説いています。
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実践:「鏡に向かってニッコリ」と「感謝を書き出す」
私自身、毎日欠かさず行っている稽古があります。
まず、朝起きたら鏡に向かって「ニッコリと笑顔を作る」こと。
そして、毎日「感謝を10個書き出す」ことです。
「今日も生きている」
「今日も仕事ができる」
「食べ物がある」
「家族がいる」
こうして書き出していくと、私たちの周りには感謝すべきことで溢れていると気づきます。「当たり前」という日常が「有り難い」奇跡に変わります。
合気道の「礼」:不平不満が入り込む隙をなくす
この感謝の精神は、合気道においても「礼」という形で見ることができます。
稽古ができるのは、決して当たり前ではありません。
「稽古できる道場がある」
「稽古相手がいる」
「師範がいる」
「合気道という武道がある」
感謝を込めて、稽古の前後にはお互いに深く礼をする。
正面に礼をする。
礼をすると、そこに不平不満が入り込む余地はありません。
相手に感謝を表し、今この瞬間の稽古に取り組む。
礼によって感謝に満ちた神聖な空間が生まれる、といってもよいかもしれません。
今日の稽古
明日、目が覚めたその瞬間に、ニッコリ笑ってこう言います。
「今日も目が覚めました。ありがとうございます!」
そして感謝するものを10個書き出す。
これからも一緒に、不平不満を克服する「感謝」の稽古を続けていきましょう。
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